貴景勝、今月で24歳「おごらず腐らず」… 怪我に泣いた23歳も「精一杯やった」と納得

すり足をする貴景勝(日本相撲協会提供)
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 大相撲の大関貴景勝(24)=千賀ノ浦=が25日、都内の部屋で朝稽古後、電話での代表取材に応じた。先場所は左膝負傷を乗り越え、かど番を脱出。途中休場した無念をバネに「早くやりたい」と、秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)を待ち望んだ。また、今月に24歳の誕生日を迎え「年男、いい年にしたい」と怪我に泣かされた23歳の分まで充実した年にすることを誓った。

 自粛生活も長く続いているが、貴景勝は「まあ、あまりストレスないです、自分は。別に飲みに行ったり、あんまりしないから普段から。家好きだし。家だったら家でいいし。食事は部屋で食べたり、ほとんど部屋で食べています。夜も食べたりしますし、自分でつくったりするし、出前とか」と、ステイホームは苦にならない様子。

 ただ、好きな銭湯に行けない。「うーん行ってないすね。怖いすね。それでうつってしまうと、部屋のみんなに迷惑がかかるし、なかなかああいう人がいっぱいいるところはちょっと行けないかな。行きたいけど」と残念がった。

 5日は24歳の誕生日。ケガが続いた23歳の1年を振り返り、「まあ、前厄であんな感じやったから、本厄で今年どうなんねんやろなと思っているんですけど。まあ望むところって感じです」とコメント。

 「24歳は年男だしいい年にしたい。まあでも自分の中で23歳の時も精いっぱいやったし、自分の中で納得する1年間過ごしたから、まあいいですかね。昨年きつかったけど、今は1年後やけど、あんなこともあったなと思えるし、過ぎてしまえば」と納得。

 ひざの負傷についても「その時はつらいけど、今年もどういうことがあっても何年後にはあんなことがあったと思える。どんな状況でも良い成績を残せてもおごらないで、どんなに最悪でも腐らないで1年間精いっぱいやっていきたいと思います」と、24歳、決意表明した。

 特に厄払いは意識せず、精いっぱいやるのがスタイル。「プロでやっているから、ケガはつきものと思ったらだめだけれども、なってしまったらなってしまったで、どこが悪かったのか見つめ直してもう1回、鍛え直すというだけなので。相手あってけがしてしまうこともあるが、ケガする責任はやっぱり自分にあるから、しっかりそこを見つめ直して頑張っていきたい」と前だけを向いた。

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