羽生が首位「ホッとしています」SP110・72は非公認も世界最高記録を更新

SPで華麗な演技を披露する羽生結弦=代々木第一体育館(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(20日、代々木第一体育館)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、ソチ、平昌五輪2連覇の羽生結弦(25)=ANA=は、圧巻の滑りで110・72。国内大会のため非公認ながら自身の持つ世界最高記録を超える得点をマークし、首位に立った。大会4連覇を狙う宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は105・71で2位。

 4年ぶりの全日本選手権。羽生は冒頭の4回転サルコーを着氷させると、4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプも成功させるなど、貫禄を示した。演技直後はスタンディングオベーションとなった会場にこたえるように、大きく一度うなずいた。

 羽生は冷静に演技を振り返り、「とりあえずホッとしています。GOEを狙ってこういう構成にしたんですけど、4T3Tもいい出来だった」と納得。「プレッシャーのほうが大きかったが、プレッシャーは力なので」とうなずいた。

 約1か月間で今大会が3戦目。強行日程の影響で「調整もできていない状態だった。初日の練習もみてもらったら分かったと思うんですけど、あれでよく戻ってきたなと。とにかく一歩ずつ少しずつトレーニングしながら、休みながらやってました」という。フリーへ向けて「落ち着いてできることは何か、明日休んで、フリーに向かいたい」と語った。

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