紀平の圧巻逆転V 米メディアも称賛「キヒラが輝いた」「完ぺきな4分間」

日の丸を手にする優勝した紀平梨花。右は3位の三原舞依=米アナハイム(撮影・堀内翔)
3枚

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(8日、アナハイム)

 女子フリーが行われ、左手薬指を痛めていた紀平梨花(16)=関大KFSC=が3回転アクセル1本の成功を含むほぼ完璧な演技でフリーで153・14点、合計221・99点を記録しSP5位から逆転で初優勝を果たした。これでシニアに転向した今季は国際大会5連勝で、GPシリーズのNHK杯(SP5位から)、フランス国際(SP2位から)に続く逆転優勝となった。

 SPでついた首位との約5点差をひっくり返し、逆に2位に14点以上差をつける圧巻の逆転劇に、地元・米メディアも手放しで称賛するしかなかった。

 「ロサンゼルスタイムズ」の電子板は「キヒラが輝いた」との見出しで報じ、「美しい滑りとトリプルアクセルでタイトルを獲得した」と称えた。AP通信も「キヒラはトリプルアクセルを決める確信があった。完ぺきな4分間」と、絶賛。紀平の「今季はSPで何があっても、フリーに集中する方法を学んだ」というコメントを使い、その精神力を称えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス