白鵬、四股を踏むのがやっと… 師匠が左足親指の負傷を説明
「大相撲春場所」(11日初日、エディオンアリーナ大阪)
日本相撲協会は9日、大相撲春場所の取組編成会議を開き、2日目までの取組を決めた。横綱白鵬は左足親指負傷により、01年春場所の初土俵以来、初の2場所連続休場が決まった。休場は8度目。 2場所連続の休場が決まった白鵬について、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は9日、大阪市天王寺区の宮城野部屋宿舎で、本人に代わって左足親指の負傷の状況を説明した。
四股を踏むのがやっとの状態で、患部を押さえると電気が走るような痛みを感じているという。靱帯(じんたい)損傷で全治3週間と診断されたといい「一番力が入るところ」と親指の重要性を強調。「去年もここで休んだから、今場所はという気持ちがあっただろう。来場所は頑張ってくれると思う」と神妙な面持ちだった。