新横綱・稀勢の里連続Vへ自信「しっかりいい準備できた」
「大相撲春場所」(12日初日、エディオンアリーナ大阪)
土俵祭りが11日、会場のエディオンアリーナ大阪で行われ、八角理事長(元横綱北勝海)ら親方衆、三役以上の力士が出席し、場所中の安全などを祈願した。
稀勢の里は横綱として初めて被災地へ黙とうを捧げた。6年前、力士会として東北地方を慰問した。「実際現場にも行き、大阪場所は中止にもなった。いい教訓になった。忘れない」と胸に刻む。
綱土俵入りで踏む四股が地を鎮める力があることはもちろん知っている。「自分らでしっかりできることあれば、協力していく」。角界の頂点に立った自覚をにじませた。
まずは新横綱として使命を果たす。春場所の前売りチケットは発売2時間半で完売、懸賞1900本は地方場所最多。浪速の“稀勢の里フィーバー”がいよいよ幕を開ける。
「しっかりいい準備ができた。あとはやるだけ」と、短い言葉に力を込めた。4横綱時代の経験がある八角理事長は新横綱場所に関し「私の時も夢中で必死だった。自分は強いと思って常に強気が大事。受けに回らないこと」とゲキを飛ばした。
2場所連続優勝を狙う稀勢の里は冷静だ。「スタイルは変わらない。一日一日やるだけ」。日本の期待を一身に背負い、いざ出陣だ。

