「全国高校ラグビー・準決勝、東福岡25-24御所実」(5日、花園ラグビー場)
昨年の全国選抜大会、全国7人制の覇者・東福岡(福岡)が、モール戦で苦しみながらも御所実(奈良)を1点差で振り切り、2大会ぶり2度目となる3冠に王手を掛けた。
御所実は風上に立った前半、徹底的にモールにこだわり3トライと東福岡を慌てさせた。後半、24分に逆転されながら最後まで攻め続けたが、わずか1点及ばなかった。1学年上が奈良予選決勝で天理に5対6で敗れての新チーム。SO北村将主将は「最後も1点差で終わりましたが、組織力は負けてない。やり切った思いです」と晴れやかに振り返った。