東福岡が逆転勝ちで4強「みんな冷静でした」15点ビハインド練習生きる

後半、トライを決め雄叫びを上げる東福岡・福井翔大=花園ラグビー場(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校ラグビー・準々決勝、東福岡28-22京都成章」(3日、花園ラグビー場)

 4強入りの東福岡は前半29分で大会初失点を喫し、後半11分では12点のリードを許したが、「みんな冷静でしたよ」とロック箸本龍雅主将(3年)。

 リードされたところまでは、京都成章の出足のいいディフェンスに手を焼いたが、この時点で相手FWの押しがやや弱くなってきていることを察知、左右に振って隙間を突いていく作戦がそのまま得点に結びついた。

 年間を通して「残り10分、15点ビハインドの練習をしていた」という箸本主将は「その通りの展開となったので『ずっとやってきたこと』と励まし合っていけた」という。

 この苦戦で「引き締まる。ここからが東福岡のスタート」(同)と、残り2試合、さらにパワーアップした戦いを挑む。

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