大阪桐蔭4大会連続16強入り 呉山副将「次が一つ目のヤマ場」

 「全国高校ラグビー・2回戦、大阪桐蔭38-3朝明」(30日、花園ラグビー場)

 5年連続出場でBシードの大阪桐蔭(大阪第3)が朝明(三重)に快勝し、4大会連続の16強入りを決めた。

 前半14分、ゴール直前の右中間ラックから左につなぎ、FW清水岳(3年)が押し込んで先制トライ。同23分には30メートル中央ラックから左につなぎ、最後はTB宮宗翔(2年)がトライを決めた。同29分、朝明にPGで3点を返されたが、後半にも着実に加点して、突き放した。

 後半30分、左中間にダメ押しのトライを決めた副将のFW呉山聖道(3年)は、小6で柔道の国際大会出場の経験を持つ。ラグビーは中学から始めたが「柔道の個人戦でも勝ったら自分はうれしいですけど、ラグビーは勝ったら、みんながうれしい。メンバー外で応援してくれている人も全員で喜びを味わえるのがいい」と団体競技の魅力にどっぷりはまっている。

 次戦は1月1日に同じくBシードの東京(東京第1)と対戦。今年の練習試合では1勝1敗の好敵手だ。呉山は「次が一つ目のヤマ場だと思っている。去年もベスト8で負けているので、先輩たちの分もしっかり戦わないといけない」と闘志を燃やしていた。

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