競泳・池江が人生初の高地合宿出発「不安あるけど楽しみたい」

高地合宿を行うメキシコに出発した池江璃花子。空港では報道陣にチョコレートをプレゼントした=成田空港
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 競泳女子でリオデジャネイロ五輪に出場した池江璃花子(16)=ルネサンス亀戸=が21日、自身初の高地合宿を行うメキシコに向かうため、成田空港から出発。「初めての高地合宿なので、不安もあるけど楽しみたい」と意気揚々、航空機に搭乗した。

 20年東京五輪で世界の頂点を狙う金の卵が、標高2000メートル以上の酸素が薄い地で心肺機能の強化を目指す。初の高地トレーニングに向けて「相当きついと聞いている」と不安ものぞかせつつ、「近づくにつれて楽しみになってきた」と笑顔も見せた。「階段を上るだけで息が上がると聞いた。平地より量は泳げない分、質を高めて、いかにいい練習ができるかが課題」。合宿は正月を挟んで約20日間行い、1月の東京都選手権(辰巳)で成果を試す。

 この日の出発前には、集まった報道陣1人1人にチョコレートの“クリスマスプレゼント”を手渡した池江サンタ。2017年も日本新記録を連発し、日本中にサプライズを与える。

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