来年1月2、3日に行われる第93回東京箱根間往復大学駅伝で、3年ぶりの総合優勝を目指す東洋大が12日、都内で取材に応じた。最近2年は青学大の独壇場を許しているだけに、エース服部弾馬(4年)は「序盤を走ることになると思うが、そこでどれだけ青学大と差をつけられるか」と快走を誓った。
前回までチームを支えた1学年上の兄・勇馬(トヨタ自動車)が卒業し、「兄に頼っていた部分があったので、いなくなったおかげで視野が広がった」とエースの自覚も芽生えた。今回は1区か2区での起用が有力だが、「2区はずっと兄が走っていたので走ってみたい」と、区間歴代5位の兄超えで、打倒青学大をけん引する。