瀬戸、不満の残る3連覇「タイムがいまひとつ」

 「競泳・世界短水路選手権」(10日、ウィンザー)

 男子400メートル個人メドレーで瀬戸大也(22)=JSS毛呂山=が3分59秒24で3連覇した。池江璃花子(ルネサンス亀戸)は女子50メートル自由形準決勝で短水路高校記録の24秒42をマークしたが、決勝進出は逃した。100メートルバタフライ準決勝は3位で決勝に進んだ。男子200メートルメドレーリレーの日本(古賀、山中、川本、伊藤)は1分32秒62で4位、女子800メートルリレーの日本(青木、五十嵐、高野、池江)は7分41秒97の5位でそれぞれ短水路日本記録を更新した。

 絶対の自信を持つ男子400メートル個人メドレーで瀬戸が大会3連覇。ただ満足にはほど遠い。「優勝をできたことは良かった」と喜びつつも「タイムがいまひとつだった」と嘆いた。平泳ぎは50メートルごとのラップで想定していた32秒台を出せず、自由形で力を振り絞ったものの、狙っていたロクテ(米国)の短水路世界記録からは3秒74遅れた。

 この種目はリオ五輪で同い年のライバル萩野(東洋大)に金メダルを奪われたが、長水路の世界選手権では瀬戸が2連覇中で、来夏の大会で3大会連続優勝に挑む。「(短水路との合計で)6連覇できるようにもっと頑張らないといけない。オフに大嫌いな地道なトレーニングをしっかりやる」と宣言した。

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