山口茜、土壇場から逆転勝ちで準決勝進出「負けを恐れなかったのがよかった」

 「バドミントン・全日本総合選手権」(2日、代々木第二体育館)

 各種目の準々決勝が行われ、女子シングルスでリオデジャネイロ五輪8強の山口茜(19)=再春館製薬所=は川上紗恵奈(北都銀行)に2-1で逆転勝ちし、準決勝に進出した。

 山口は同学年の川上に大苦戦。第1ゲームを落とすと、第2ゲームも19-20と先にマッチポイントを握られた。「正直、負けを覚悟した。でも、そこで開き直れた」と3ポイント連取で第2ゲームを奪い、そのまま逆転勝ち。「負けを恐れなかったのがよかった」とはにかんだ。五輪銅メダルの奥原が棄権し、重圧を背負う立場となったが「受けに回ることはしたくない」と、2年ぶりの優勝へ強気に話した。

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