東京都の小池百合子知事は2日の定例記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックのバレーボール会場計画見直しについて「バレーのためだけに(4者協議を)行うことは考えにくい。先に国内的にまとめていく」と述べ、大会組織委員会などと結論を出す考えを示した。
バレーボール会場は11月29日の都、国際オリンピック委員会(IOC)など4者によるトップ級会合で、有明アリーナ(江東区)の新設か、既存の横浜アリーナ(横浜市)に変更するか決まらず、判断を先送りした。
小池知事は「IOC関係者はクリスマスの1週間か10日前に休暇に入るので、早いうちに答えを出したい」と話した。