北朝鮮がエントリー、入国検討か 来年2月の札幌冬季ア大会
来年2月に開催される札幌冬季アジア大会の組織委員会は30日、北朝鮮からエントリーがあったことを明らかにした。日本政府は北朝鮮の核実験などを受け、独自制裁として北朝鮮籍保有者の入国を原則禁じている。組織委は「スポーツ庁など関係機関と対応を検討している。政府の判断を仰ぎたい」としている。
組織委によると、北朝鮮がエントリーしたのは、スピードスケート・ショートトラックの男子と、フィギュアスケートの男女。人数は明らかになっていないが、組織委は「種目が限られるので、さほど多くない」との見通しを示した。