芝田山親方と元力士が和解 失明の損害賠償求めた訴訟
大相撲の芝田山部屋の元力士が、兄弟子に暴行を受け失明状態になったとして、芝田山親方(元横綱大乃国)と兄弟子らに損害賠償を求めた訴訟は22日、東京高裁で和解が成立した。3月の東京地裁判決では、暴行があったと認めた上で、親方が弟子の安全に配慮する義務を怠ったと指摘し、親方と兄弟子に計約3200万円の支払いを命じた。親方と兄弟子は不服とし、控訴していた。
芝田山親方は「和解はした。守秘義務があるので内容は言うことはできない」と述べ、元力士の代理人弁護士は「双方納得した上での和解」と話した。



