遠藤 嫁とりよりも、けがからの完全復活 26歳の誕生日も笑顔なし

 大相撲秋場所で自己最多の13勝を挙げ、優勝争いに絡んだ幕内遠藤(追手風)が19日、巡業先の三重県四日市市中央緑地体育館で26歳の誕生日を迎え、「忍んで克服した先を、見てみたい」と、けがからの完全復活を新たな目標に掲げた。

 笑顔を見せたのは、報道陣からプレゼントされたバースデーケーキを手にした一瞬だけ。「昨年のこの時期、けがが再発して九州場所で悪化した。1年を棒に振った」。苦しめられた左膝と右足首の痛みを思い起こし、真顔になった。

 初の技能賞で25歳の秋場所を締めくくったが、「ごまかしてきた」と、納得はしていない。欲しい物には白星を挙げ、気になる嫁とりも「ないな、ないです。中途半端でそういうことはできない」ときっぱり否定。「足をよくして相撲を充実させたい。いつ満足するかは分からないけど」と理想の土俵を追い求め続ける。

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