篠原信一氏、子どもたちに呼び捨てにされる 爆笑柔道教室

少年柔道大会で五輪の金メダルを披露する野村忠宏(右)、大野将平(中央)。左は篠原信一(撮影・荒木司)
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 豊徳館野村道場開設80周年記念「野村忠宏杯少年柔道大会」が2日、奈良県の天理大体育館で開催され、同大OBで五輪柔道3連覇の野村忠宏氏(41)、シドニー五輪銀メダリストの篠原信一氏(43)、リオデジャネイロ五輪金メダリストの大野将平(24)が同大会内のイベントにそろって参加した。

 関西地区から集まった柔道少年、少女らを前に野村氏が「この人、誰か知ってる?」と尋ねると「しのはら~」と大きな声で返答。篠原は「呼び捨てはやめろ」とやって、爆笑を誘った。

 世界一流の実技指導に子供らはくぎ付け。篠原が大外刈りを見せるとど迫力に歓声。続いて大野は「本物の大外刈りを見せます。篠原先生のは引退して何年もたっているから、切れ味がない」と大先輩にダメだし。今夏、世界をうならせた技を見せ、極意を惜しげもなく伝えた。

 野村は背負い投げを実演。篠原から「野村、早すぎて技が見えん。ゆっくりやってくれ」と懇願される程、現役時代と変わらぬスピードで驚かせた。

 イベントの最後には大野が金メダルを披露し、子供らが殺到し、大混乱。続いて野村は「五輪の金ってすごいよね。でも僕はそれを3つ持ってるんです」と、3個の金メダルで圧倒。銀メダルを自宅に“マジ忘れ”した篠原は、メダルに見立てたどら焼きを食べるパフォーマンスで、笑わせていた。

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