豪栄道 13日目にも初Vある! 止まらん自己最多12連勝
「大相撲秋場所・12日目」(22日、両国国技館)
大関豪栄道は横綱鶴竜を押し出し、12連勝で単独首位を守った。13日目に2敗の横綱日馬富士に勝ち、2敗の高安と平幕の遠藤が敗れれば、豪栄道の初優勝が決まる。
豪栄道の破竹の勢いは鶴竜をも飲み込んだ。張り合いに崩れず、横綱の攻撃をはじき返すと、最後は鋭い出足で引き技に乗じて押し出した。「我慢できた。集中できていたし、よく持ち直せた」と興奮気味に振り返った。
自己最多の12連勝で後続との2差をキープ。13日目にも新入幕から53場所目での初優勝が決まる。「いい緊張感の中でできている。気合を入れて集中してやるだけ」と、いつも通りの平常心を強調した。
帰り際には、観戦したリオ五輪柔道男子73キロ級金メダリストの大野将平(旭化成)の訪問を受け、笑顔。金メダルに触り、パワーももらった。