元横綱千代の富士死去、九重親方 国民栄誉賞、愛称「ウルフ」

 大相撲で史上3位の優勝31度を誇り、1989年に角界で初めて国民栄誉賞を受賞した元横綱千代の富士の九重親方(本名秋元貢=あきもと・みつぐ)が7月31日午後5時11分、膵臓がんのため東京都文京区の病院で死去した。61歳。北海道福島町出身。葬儀・告別式は7日正午から東京都墨田区石原、九重部屋。喪主は妻久美子(くみこ)さん。

 70年秋場所で初土俵。精悍な顔つきから「ウルフ」の愛称で人気を集め、81年名古屋場所後に第58代横綱に昇進。体重120キロ台の小兵ながら筋肉質の体で左前まわしを引いての寄り、豪快な上手投げで昭和から平成にかけて一時代を築いた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス