萩野公介がリオ入り「人生かけた舞台」
8月5日に開幕するリオデジャネイロ五輪で、競泳男子400メートル個人メドレー金メダル候補の萩野公介(21)=東洋大=が29日、空路でリオ入りした。約2カ月間の欧州での調整を終え、「五輪の独特の空気を感じながら準備をしたい」と気持ちを高ぶらせた。
いよいよ決戦の地に降り立った日本のエース。その表情は自信に満ちあふれていた。「早く泳ぎたい。トレーニングは十分積んできたし、やれることは全部やってきたつもり」。前回のロンドンでは銅メダルを獲得し、今回は金メダル本命として臨むが、「4年に1度の人生をかけた舞台なのでやってきます」と期待を力に変える覚悟だ。
8月6日の400メートル個人メドレーでは、瀬戸大也(JSS毛呂山)との金メダル争いが期待されるだけに、「もちろん大也とは競ることになると思う。そのために準備してきたので、楽しみたい」と闘志をたぎらせた。