リオデジャネイロ五輪の最終選考レースとなる名古屋ウィメンズマラソンへの強行出場を決めた福士加代子(33)=ワコール=が、名古屋に向けて動き出した。永山忠幸監督(56)は3日、「軽いジョグをしている。もう体は動かしている」と話した。すでにエントリーも終えたという。
会社幹部と相談し、強行出場へ理解も取り付けた。福士の完全休暇は大阪国際女子マラソン(1月31日)を制した翌1日のみで、体力の回復具合に合わせて今後、練習メニューを考えるという。
名古屋参戦の目的はただひとつ、リオ五輪の出場を100%にすること。代表切符をつかむため、あらゆる可能性を追い求める。