室伏、リオ五輪「全部整えば出たい」
陸上、ハンマー投げの室伏広治(40)=ミズノ=が17日、都内で行われた日本陸連の評議会で新任理事として承認された。任期は2年。現役選手の理事は異例で、過去に1968年メキシコ五輪男子ハンマー投げで4位に入った菅原武男さんが、69年に30歳で指名された例がある。
新任理事として理事会に出席した室伏は、後進に道を譲るために20連覇中の日本選手権辞退を既に表明していたが「20連覇で区切りとして、ちょうどいい機会。21連覇する選手が出てくればいい」と話し、日本選手権には理事として訪れることを明らかにした。
また、来年のリオ五輪に関しては「40歳を超えて半年後のことを明言できないが、辞めたら自分のやり方を見せて教えることはできない。時間はなくても練習の方法はある。全部整えば出たい」と語った。
