両リーグでバスケ王座決定戦を!

 バスケットボール男子、TKbjリーグの河内敏光コミッショナーが28日、東京都内で記者会見し、ナショナルリーグ(NBL)との統合問題で、新リーグ発足の目標とする2016年は両リーグが別々にリーグ戦を実施し、優勝チームなどによる王座決定戦を行うことを提案した。

 男子国内リーグの統合協議が難航している問題では、国際連盟(FIBA)が26日に日本協会に対する処分を発表し、日本代表が無期限で国際試合出場を禁じられる異例の事態となった。河内コミッショナーは処分の早期解除に向け「段階的に統一されていく経過措置があってもいい」との見方を示した。

 同コミッショナーによると、10月上旬にFIBAの関係者が来日して日本協会幹部と会談した際、統合リーグ発足時は2リーグに分かれて一つの王座を争う形態を容認する発言があったという。処分を回避できなかったことについては「誠に残念。バスケットボール界の飛躍、改革の機会と前向きに捉えたい」と述べた。

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