近大2年連続3度目V 3冠へGO

 「デイリー主催・西日本学生バスケット・男子決勝、近大57-51中京大」(1日、大阪市立中央体育館)

 男女の決勝戦と3位決定戦が行われた。男子は近大が57‐51で中京大を下し、2年連続3度目の優勝を飾った。女子は大体大が58‐51で大阪人科大に勝利して、2年連続7度目の優勝を果たした。3位決定戦は男子が天理大、女子は愛知学泉大がそれぞれ勝った。

 試合終了の瞬間、ベンチも含めたみんなが跳び上がり、喜びを分かち合った。

 優勝しか見ていなかった。「2位だったら1回戦で負けたのと同じと言っていた」と保花広樹主将(4年)。強い気持ちで臨んだ。

 4点ビハインドでの折り返し。しかし禿(かむろ)監督は「こんなもんかなと思っていた」と冷静だった。後半から守備をマンツーマンからゾーンディフェンスに変えた。さらに攻撃も、ゴール下のCシェリフ・ソウ(3年)から、ハイポストから構えるC大木健司(4年)のシュートに狙いを変える策が見事に当たった。

 「落とす気がしない日でした。たまにあるんですけど」と大木。「他の4人が点を取ってくれるので。(普段は)ソウを信じてスペースをつくることに徹しています」と静かに話す大木だが、指揮官は「よく決めてくれた」と成長を感じていた。

 これでチームは関西選手権との2冠を達成した。「2冠を取ると秋の関西リーグで負けるってジンクスがあるんですよ」と保花。もちろん3冠を目指し、そのジンクスは打ち破る。

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