愛子、母校に感謝「強くしてくれた」
長野県白馬村の白馬高は28日、スキーのソチ冬季五輪代表となった同校の卒業生と在校生計5人の壮行会を開いた。フリースタイル、モーグル女子の上村愛子(34)=北野建設=は「白馬の自然の中での生活は大変だったが、それが精神的に強くしてくれた」と地元への感謝を口にした。
モーグル男子の西伸幸(28)=白馬ク=は「白馬高校は夢をかなえられる場所だと、自分の滑りで証明したい」と意気込んだ。
壮行会は同校の同窓会が企画した。既にソチに向けて日本を出発した選手は家族が出席。ノルディック複合の渡部暁斗(北野建設)善斗(早大)兄弟は父、修さん、スキー・ジャンプ女子で在学中の山田優梨菜も父の清さんが代理で在校生から花束を受け取った。
上村は壮行会後、報道陣に「自分が思う以上にたくさんの応援をもらった。しっかり調整して、何かいいものを持って帰りたい」と話した。