オービック初の4連覇 関学大戦V宣言

 「ジャパンエックスボウル、オービック24-16富士通」(16日、東京ド)

 オービックが富士通を24‐16で破り、史上初の4連覇を達成した。前身のリクルート時代を含め、8度目の優勝。オービックは社会人代表として、来年1月3日に東京ドームで行われる日本選手権「第67回ライスボウル」で学生王者の関学大と顔を合わせる。

 執念の4連覇だ。オービックが春シーズンに公式戦の連勝を37で止められた因縁の相手・富士通に、王者のプライドを見せつけた。

 試合開始からフルパワーを発揮した。富士通を勢いづかせないために、QB平本へプレッシャーをかけた。2分過ぎにDEバイロン・ビーティーJr.の強烈なサックで、平本は左足首を負傷して一時退場。大橋ヘッドコーチは「あのプレーでチーム全員が鼓舞された」と高く評価した。

 「選手たちがタフになった。最後も勝って実りのあるシーズンにしたい」と同ヘッドコーチ。次は学生王者・関学大を迎え撃つ。QB菅原は「どんなプレーがあってもシーガルスは絶対に勝つんです」と早くもV宣言だ。

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