早大・藤田“恩返し”NZへ猛アピール

 「ラグビーテストマッチ、日本‐ニュージーランド」(11月2日、秩父宮)

 ラグビー日本代表は29日、東京都府中市のサントリーグラウンドで練習。最年少のWTB藤田慶和(20)=早大2年=が意欲的な練習ぶりで出場をアピールした。

 藤田は7月からNZへ留学。スーパーラグビーへの登竜門・ITM杯のカンタベリー代表入りは逃したが、B代表で毎週のように試合に出たほか、強化試合でオールブラックスとも対戦。正式なスコアも残らないともえ戦ながら、今回来日したマコウやカーターらスーパースターとも直接グラウンドで向き合う貴重な経験を積んだ。

 「全然かなわない感じはなかったし、カンタベリーBの選手も『絶対倒す』と言って向かっていった。ジャパンもその気持ちが一番大事」と話す。若武者は「僕自身、スーパーラグビーにアピールするためにも絶対に出て勝ちたい」とキッパリ。20歳の野望は終わらない。

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