巨人には「ショック療法」が必要

 【関本四十四の「ひとにらみ」25】

 巨人、2位の位置にはいるものの、ファンにとってはストレスがメチャクチャたまる戦いが続いている。

 6月上旬から、6カード連続で勝ち越せない。28日のヤクルト戦では菅野智之投手が今季ワーストの6失点で6敗目。借金生活逆戻りで、首位・阪神とのゲーム差は「2」となった。

 オレも行く先々で、「巨人はどうしちゃたんですか?」「何が原因ですか?」と聞かれる。ファンのいらだちたるや、相当なものだと思う。

 もう、そろそろ「ショック療法」が必要だな。V9時代のことだった。あれは前半戦折り返しとなった甲子園の阪神戦後だった。

 川上(哲治)のオヤジさんが竹園旅館でナインを集めて、こう言ったんだ。

 「これまでの査定が出来上がっているぞ。見たいヤツはオレの部屋に来れば、いつでも見せてやる」

 査定はポイント制だ。前半戦が終わろうというのに、チームにエンジンがかかっていなかったんだな。

 そりゃ、川上さんにここまで言われると、みんな、「このままだと大変なことになる」と危機感を持った。

 原監督はもっと大胆な手を打っていい。既に73試合を消化しているじゃないか。

 何度も言うが、投手陣は頭数がそろっている。菅野の調子が悪い、リリーフ陣がどうした、マシソンが本塁打を打たれた。

 こんな指摘があるけど、ファームには田口麗斗、西村健太朗、小山雄輝などなど…スタンバイをしている。

 問題はケガ人やら不振者の多い野手陣だろう。阿部慎之助、村田修一、坂本勇人、長野久義ら…年俸の高い選手ばかりだ。

 先日、巨人は伊藤博2軍トレーニングコーチと内藤重人1軍トレーニングコーチの配置転換を行った。

 今年は開幕から下半身を痛めて離脱するナインが多かった。これは検証と同時に、故障防止へのてこ入れの一環だ。

 現在のチーム打率・237はリーグ5位だ。ここらで打撃部門へのてこ入れも、大いに考えられる。ファームには経験豊富な内田(順三)さんだっているじゃないか。

 もちろん、年俸の高い選手たちが80%くらいの力を出せば、最後は優勝までなだれ込むことができる。

 だが、このままではダメだ。巨人ファンのストレスは大変なもので、その罪は重い。

 これだけは言える。いまの巨人、「刺激剤」が必要だ。原監督よ、あの大監督・川上さんだって、様々なことをやってきたんだ。

 「今日できることは明日に延ばすな」だ。

(関本四十四=デイリースポーツ評論家)

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