広島2位の立命大・西野 球団36年ぶり2位以内で大卒捕手指名 立命大の先輩・古田目指し日本一の捕手に「1日でも早く戦力に」
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」(22日、都内ホテル)
笑顔がはじけた。無数のフラッシュを浴びた広島からドラフト2位指名をされた西野啓也捕手(22)=立命大=は「評価をされているのかとか、どういう現状なのかというのが、最後の最後まで不安だった。2位という順位で指名され、本当に感謝してます」と白い歯をこぼした。
攻守に秀でた即戦力捕手だ。二塁送球タイムは、1・8秒を誇る強肩。今春の関西学生リーグでは、打率・348を残し首位打者に輝き、大学日本代表にも選出された。
チームは、捕手の強化が懸案事項の1つだった。広島が大学生捕手を2位までに指名するのは、1990年に1位指名した瀬戸輝信(法大)以来、36年ぶり。それだけ評価が高く、期待の表れといっていい。
プロとしての第一歩を踏み出す。感謝を伝えたい人を問われると「母です」と即答した。高校は、地元・和歌山を離れ高知高へ。大学でも野球を続けることができた。「金銭面で支えてくれた部分がある。母には、褒められたことがほぼないんですけど、支えてくれたことにすごく感謝しています」。恩返しは、プロで活躍することだ。
立命大の大先輩には、古田敦也氏がいる。強肩強打の捕手として、日本一の捕手を目指す幕が開ける。「ファンのみなさんに愛される選手になりたい。一日でも早く戦力になって、長く野球ができれば」。正捕手候補として、大きな期待を背負ってプロの世界へ飛び込む。
◆西野 啓也(にしの・けいや)2004年7月15日生まれ。和歌山県出身、22歳。捕手。179センチ、80キロ。右投げ右打ち。上南部少年野球クラブで野球を始め、中学は紀州由良リトルシニアに所属。高校は、地元を離れ高知に進学した。高校3年春にはセンバツに出場した。立命大では、1年春からリーグ戦に出場し、3年春から3季連続でベストナイン。4年時には侍ジャパン大学代表に選ばれた。
