広島ドラ1・平川抹消 フェンス激突負傷で「右肩肩鎖関節損傷」の診断 「一日でも早く」4・11最短復帰へ
広島のドラフト1位・平川蓮外野手(22)=仙台大=が1日、出場選手登録を抹消された。3月31日・ヤクルト戦(神宮)の守備で外野フェンスに激突し、右肩を痛めて途中交代していた。球団は東京都内の病院を受診し「右肩肩鎖関節損傷」と診断されたと発表した。新井貴浩監督(49)は軽傷であることを強調。最短で登録可能となる11日での1軍復帰を目指す。この日の試合は雨天中止となり、チームは神宮外苑内の屋内練習場で汗を流した。
長期離脱という最悪の事態は免れそうだ。全体練習後に取材対応した新井監督は、平川について「(登録)抹消します。レベルとしてはすごく軽度なんだけど、大事を取ってということ」と説明。2日から大野練習場でのリハビリ組に合流することになった平川だが、最短で登録可能となる「4・11」での1軍復帰を目指すことになった。
自身22歳の誕生日だった3月31日・ヤクルト戦の四回の守備で負傷した。オスナが放ったバックスクリーンへの本塁打に対してジャンピングキャッチを試み、右肩と背中を外野フェンスに強打。動作確認を行い、自力でベンチに下がることはできたものの、本人が痛みを訴えたため、そのまま交代となった。
この日、東京都内の病院を受診し「右肩肩鎖関節損傷」と診断された。負傷の程度について、新井監督は「トレーナーの報告では一番低い」と明かし、蔦木トレーナーも「大きいケガだとは捉えていない。軽度と思っている」と語った。
平川は開幕から全4試合に「1番」で起用され、打率・154、0本塁打、3打点の成績を残していた。3月27日の開幕戦では九回にプロ初安打となる同点の2点適時二塁打。同28日には中堅守備でレーザービームを披露し、タッチアップで生還を試みた三走を刺した。攻守で印象的な活躍を見せ、開幕3連勝に貢献していた。
1年目ながら2月の春季キャンプからフル回転し、オープン戦も17試合に出場していた。順風満帆のプロ野球人生を踏み出した直後の負傷。新井監督は「本人としても初めてのことなので、キャンプからいろいろ疲れもあると思う。抹消して、すぐ戻ってくるイメージかな」とドラ1を思いやった。リードオフマンを欠くことは痛いが、今後を見据えて身体的にリフレッシュすることも求めた。
平川は全体練習に参加せず、別メニューで調整したとみられる。球団を通じて「しっかり治して、一日でも早く戻ってこられるように頑張る」とコメント。予期せぬアクシデントに見舞われる形となったが、視線はすでに前を向いている。ケガを治すことに集中し、再び戦列に戻ってくる。
