広島・羽月 後半戦レギュラー定着へ「みんなとは違うことを」唯一無二のプレー目指す 打撃と走塁で存在感を
広島の一部の投手と野手が22日、マツダスタジアムで練習を行った。直近5試合連続スタメン出場中の羽月隆太郎内野手(25)は後半戦でのレギュラー定着へ、打撃と走塁で存在感を高めていくことを誓った。
神宮でのショッキングな敗北から一夜明け、昼過ぎには本拠地で汗を流す選手たちがいた。強い日差しの下、羽月も力強いスイングでの打撃練習を行った。すでに頭の中は26日・巨人戦から始まる後半戦のことでいっぱい。「もっといやらしく、みんなとは違うことをしたい。スタメンが9人いる中で、1人だけ違うことをしたい」と唯一無二のプレーをしていく決意を語った。
これまでは代走起用が主だったが、スタメン起用された19日・ヤクルト戦では三塁打、翌20日の同戦では猛打賞もマークし、バットで存在感を示した。
好調な打撃は「タイミングだけをしっかり合わせることがハマっている」と手応え。「バッティングはもともと好きだし、自信もある。打席に立たせてもらったら、絶対爪痕を残そうとやっている」と腕をぶした。
求められている盗塁に対しても「スタメンで出て走る時は成功率なんて考えないと決めている。(塁に)出たら全部いく。それくらいの気持ちであそこに立っている」と強気だ。チームトップ13盗塁の脚力に打力も備われば鬼に金棒。勢いそのままにレギュラーへ突っ走る。





