広島・坂倉 6・7以来の反撃3号!素振り用の“水バット”効果さっそく 「独身なので僕が買います」と男気購入

 「広島2-2ヤクルト」(1日、マツダスタジアム)

 新規導入の“水バット”効果がさっそく出た。広島・坂倉将吾捕手が四回に反撃の一撃となる3号ソロ。6月7日・西武戦(マツダ)以来、約1カ月ぶりのアーチに「2ボールから振りにいって捉えられた。良いスイングができたかなと思います」と手応えをにじませた。

 悪い流れを断ち切る意味でも価値ある打撃だった。2点を追う四回は先頭・小園が安打で出塁も次打者・ファビアンが三ゴロ併殺。2死走者なしとなったところで坂倉が打席に立った。「ゲッツーで流れが悪かったので、自分で終わらないようにしていた」と集中していた中でのスイングが右越え本塁打という最高の結果を呼んだ。

 この日から透明のバットに青い液体が入った“水バット”を導入。素振り用でバットに伝わる力やスイング軌道を液体の流れで目視できるものでメジャーリーガーも使用し、話題になった。末包と会話する中で購入することになり、「独身なので僕が買います」と坂倉が男気を見せた。ネクストバッターズサークルでも、このバットでスイングしてから打席に立ち、「ヘッドの使い方とか、使った感じは良かった」とうなずいた。

 課題の守備面でも八回に代走・岩田の二盗をストライク送球で刺し、「今年1番のボールがいった」と笑顔。調子上向きの扇の要が7月戦線で攻守にわたって汗水流す。

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