広島・新井監督「きょうは守り勝った試合」 初登板初先発・佐藤柳の初勝利を会沢が好リード 大盛の美技も 「本当、いい野球ができている」【一問一答】
「中日1-2広島」(29日、バンテリンドーム)
接戦をものにしてリーグ戦再開カードを勝ち越し。広島・新井貴浩監督はプロ初登板初先発で6回2安打無失点で初勝利を挙げたドラ2左腕の佐藤柳(富士大)を「期待のはるか上の投球」と絶賛した。好投を引き出したベテラン捕手・会沢のリード、終盤のピンチで大盛が披露したダイビングキャッチ。「きょうは本当、守り、守り勝った試合だった」「本当、いい野球ができている」などと一丸の勝利を評価した。
新井監督の一問一答は以下の通り。
-佐藤柳の投球はどうだったか。
「よかったね。期待はしていましたけど、期待のはるか上の投球をしてくれた。ナイスピッチング」
-オープン戦の時期と比べて良くなった点は。
「やっぱりゾーンの中で勝負できるようになっているかな、と見えますね。またアツ(会沢)のリードというのが素晴らしかった。久しぶりのスタメンだったけど、アツも期待通り引っ張ってくれたと思います。やっぱりルーキーだし、ベテランの力を借りようと思って、アツと組ませようと決めていたんで」
-八回のピンチで大盛がダイビングキャッチの好プレー。
「あれもすごいプレーだったよね。本当に。やっぱりきょうはね、ファビ、すごいナイスバッティングだった。ホームランもね、きょうもナイスバッティングだったと思うけど、きょうは本当、守り、守り勝った試合だったと思います」
-打線を組み替えた。
「ここ何試合かファビアンが2番に入って、どちらかというとファビアンが作る、(チャンス)メークする感じだったので。ファビアンの前にランナーを置きたいと思ったので、きょうは4番に入りました」
-この3連戦はすべて1点差。勝ち越してリーグ戦再開カードを2勝1敗で終えた。
「本当に守り、守って守ってしのいで、ロースコアをものにできていると思います。そこはきょうもあの場面でいった森浦もね、よく抑えた。追いつかれずに帰ってきたし、きのうのザキもそうだし。きょうの大盛の守備もそうだし、アツの経験というかリード。本当、いい野球ができているなというふうに思います」





