広島・アドゥワ 悔し4失点 今季初登板も粘れず「守り切れずに情けない」キャンプで右内転筋故障

 「オリックス4-3広島」(5日、京セラドーム大阪)

 沸き立つ右翼席とは対照的に、うつむきながら大粒の汗を拭った。今季初登板の広島・アドゥワ誠投手は5回7安打4失点で降板。要所で粘りきれずに黒星を喫し、「(得点を)取り返してもらったんですけど、守り切れずに情けないです」と厳しい表情を浮かべた。

 初回に2安打と四球でいきなり無死満塁のピンチを招く。2死まで踏ん張るも、杉沢に左前への2点適時打を浴び、先制点を献上。「結果が全てなので」と立ち上がりの乱調を悔やんだ。

 二回から四回は無失点に抑え、1点リードに変わって迎えた五回。無死一、三塁から西川に同点の中犠飛を浴びると、2死二塁から頓宮に右中間への適時二塁打を浴び、試合をひっくり返された。浮いた変化球を次々とはじき返され、「あそこは絶対低めに投げないといけない。守り切れずに申し訳ないです」と反省の言葉を繰り返した。

 2月のキャンプ中に右内転筋を痛めて離脱。4月24日のウエスタン・くふうハヤテ戦(由宇)で実戦復帰を果たし、この日ようやく1軍のマウンドに帰ってきた。昨季、6勝をマークした右腕が、本来の状態を取り戻せば、先発ローテの厚みが増す。「また投げる機会があれば、もちろん結果にこだわってやるだけです」とアドゥワ。次回こそ役割を全うし、復帰後初星をつかみ取る。

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