広島・新井監督が島内抹消を決断 痛恨の2失点に「リフレッシュしてこい」 4連敗で首位陥落も「まったく気にしていない」

 敗戦後、スタンドにあいさつする新井監督(撮影・市尻達拡)
 8回、勝ち越しを許し降板する島内(左端)
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 「広島3-5巨人」(9日、マツダスタジアム)

 広島が4連敗で、6月7日から守ってきた首位の座から陥落した。七回に一時同点も、八回に島内颯太郎投手(27)が痛恨の2失点で敗戦。新井貴浩監督(47)は順位に縛られない姿勢を強調し、前を向いたが、試合後に島内の登録抹消を決断。7月は1勝6敗と苦しい状況だが、チーム一丸で戦っていくだけだ。

 厳しい、そして苦しい…。踏ん張りどころを迎えているチームは地元の大声援を背にしても、窮地から抜け出せなかった。今季3度目の4連敗には『首位陥落』というほしくもないおまけまで付いてきた。それでも新井監督は無念の思いをグラウンドに置いてきたかのように、ベンチ裏では気丈に前を向き続けた。

 「(順位は)まったく気にしていない。あと何試合ある?今何月ですか?まったく気にしていません。そんなにトントンとうまくいくとはハナから思っていないので、まったく気にしていません」

 痛かったのは同点とした直後の八回。2番手でマウンドに上がった島内が、吉川とヘルナンデスに連打されて1死二、三塁のピンチを迎えると、岡本和の犠飛と門脇の適時打で2点を失った。今季6敗目を喫し「何回も失敗していたら何回もチャンスがあるとは思っていない」と責任を背負った。

 この試合前まで2試合連続で無失点も、そこまで3試合連続で失点するなど、苦しい状態が続くセットアッパーの姿に、指揮官もついに決断。不変の信頼を寄せ続けている中で、「抹消します。悪いとは思わないけど、本人もしんどいと思う。話をして、ちょっとリフレッシュしてこいと伝えた」と、2軍で再調整させることを明らかにした。

 ただ、明るい話題もあったことは確か。打線は三回の秋山の左犠飛で、三走・会沢が激走を見せて4戦ぶりの先制点を奪取し、逆転された後も六回に先頭・矢野の二塁打を野間が進塁打でつなぎ、小園の内野ゴロの間に得点した。

 さらに2-3の七回2死三塁では代打・上本が6月27日以来23打席ぶりの安打となる一時同点の適時打。“信頼采配”も的中した新井監督は「後につなげて、つなげて、点を取っていくのが今やっている野球なので。そういう気持ちが出た攻撃が今日はできていたと思います」と野手陣の奮闘に胸を張った。

 数字だけを見ると、この日も5安打で貧打を抜け出したとは言いがたい。さらにはセットアッパーの2軍降格。不安材料は山ほどあるが、勝負どころはまだ先。まずは目の前に横たわる踏ん張りどころで総力を結集させて、しのぎきる。

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