カープ秋山 〝セ・リーグ流1番打者の在り方〟模索 DH制と9番投手「だから、全く別ものです」
広島・秋山翔吾外野手(34)が13日、“セ・リーグ流1番打者”の在り方を模索していく考えを明かした。
前日には新井監督が「最右翼」と開幕1番構想を明言。西武時代から慣れ親しんだ打順とはいえ、指名打者制のパ・リーグと9番に投手が入るセ・リーグでは打席の意味が違うと捉えている。
「投手の後に打つことが、セ・リーグの一番の難しさ。今のところは体験してない。パ・リーグの場合はどの打順に入ってても、野手の後なんで次の回の守備を考えなくていい。だから、全く別ものです」
試合の流れを見渡せるベテランならではの視点。9番に投手が入る場合が多いセ・リーグ。1番として、投手が次にマウンドへ行く準備のために打席で粘らなければならないのか、それとも攻撃重視で初球から果敢に攻めた方がいいのか。どちらでも対応できる技術があるからこその“気づき”でもある。
今後は投手陣とコミュニケーションを取りながら、それぞれに合わせての対応を取るという。
「監督が僕の経験含めて(1番に)ハマるんじゃないかって考えてくれてるってことにすごく喜びはあります。これがうまくいけば、なお良しかなと思います」
チームが勝つためにできることはなんでもやる。秋山の探求はどこまでも続く。