広島・末包 今季テーマは「ギュウギュウのパンパン」 カブス鈴木と合同自主トレで刺激

 秋山(手前)らと一緒に汗を流す末包(撮影・田中太一)
 ハツラツとした表情でノックを受ける末包(撮影・田中太一)
 打撃練習を終え、ヘルメットをとって一礼する末包(撮影・田中太一)
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 広島の末包昇大外野手(26)が23日、マツダスタジアムでの合同自主トレに合流した。20日までは沖縄市内でカブス鈴木、堂林との合同自主トレに参加。鈴木から下半身主導の打撃を伝授された長距離砲は、2桁本塁打と1軍定着を誓った。

 今季のテーマを問われた末包は「ギュウギュウのパンパンです。股関節をギューギューにして、お尻をパンパンに張る。それがギュウギュウのパンパン」と答えた。軸足となる右足の股関節にしっかりと体重を乗せ、ためたパワーを一気に解放するフォームだ。

 昨季も下半身を意識したスイングを心がけていた。それでも鈴木の打撃を見ると「全然レベルが低かった」。そのすごさを目の当たりにし、向上心に火が付いたようだ。

 ルーキーイヤーの昨季は31試合で打率・299、2本塁打。「『タイミングを取れば十分対応できると思うし、形自体は悪くない』と言ってもらった。リアルな話で言うと『何とか1軍に1年間いられるように頑張れ』と。教えていただいた取り組みを継続してやっていきたい」

 昨春キャンプで宇草を通じて、初めて連絡を取ったことがきっかけとなり実現した合同自主トレ。憧れの存在と過ごした時間を大きな成長カーブへとつなげていく。

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