カープ小園 来季がむしゃらに走る 伝統の機動力野球復活へ盗塁増で貢献誓う
広島の小園海斗内野手(22)が6日、契約更改交渉に臨み、1900万増の4000万円でサインした。来季の目標には上位打線を担っての盗塁数増を掲げた。(金額は推定)
新井監督は機動力野球の復活を目指す。小園も走力で勝利に貢献する構え。「いい投手を崩していくためには盗塁も必要。僕も走っていけるように、練習から取り組んでいきたい」と意気込んだ。
今季の盗塁数は「2」で、通算でも7個。「まずは10個以上を目指して頑張ります」。課題はスタート。春季キャンプでは赤松外野守備走塁コーチに指導を受けながら技術向上を図る。
盗塁数増には打順が影響する。今季は開幕直後こそ3番を担ったが、その後は主に下位打線を任された。投手が後に控えるため、上位で打つよりも、スタートできる場面が限られた。
「8番だと走れなくなる。上の打順を打てるように頑張りたい」。打力にも磨きをかけ得点力アップに貢献していく。
今季は自己最多の127試合に出場して打率・266、7本塁打、38打点。「3年出て、レギュラーと言われる。勝ち取りたい」。結果を残し、遊撃の定位置を不動のものとする。



