広島のドラフト２位・内田湘大内野手（１８）＝利根商＝が２６日、同校で高山スカウトらから指名あいさつを受けた。内田は「あらためて身が引き締まる思い。これから頑張っていこうという気持ちです」と力を込めた。

　打者としては高校通算３６本塁打を放ち、投手としては最速１４９キロを誇る。ドラフト指名後は投打“二刀流”へ意欲を示していた。

　球団は右の長距離砲として打撃力を高く評価。カープでは三塁手として育成するプランを伝えた。内田も野手としてプロの世界に飛び込むことを決断した。

　「新井監督が一番、期待を寄せてくれているということを聞きました。あとは未来の４番を担ってほしいと。監督が走ってきた道を走っていきたい」

　三塁を守った経験はほとんどない。それだけに伸びしろは十分だ。新井新監督の現役時代のように、猛練習に耐えながら技術を磨いていく覚悟がある。「厳しい練習だと思うけど、けんか腰にいったらケガをする。楽しみながらやりたい」と前を見据えた。