広島・佐々岡監督 10日にも4年連続V逸決定「1戦1戦勝つと、そういう気持ちでやるしかない」

 ヤクルトに敗れ、グラウンドを後にする佐々岡監督(右)=撮影・伊藤笙子
 8回、レフトへ安打を放ち二塁を狙うもタッチアウトとなった坂倉(撮影・伊藤笙子)
 9回、空振り三振に倒れ、最後の打者となったマクブルーム(右)=撮影・伊藤笙子
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 「ヤクルト7-6広島」(9日、神宮球場)

 広島が競り負けた。あす10日も黒星を喫すれば4年連続でのV逸となる。

 大瀬良は3発を浴びるなど5回2/3を9安打7失点で降板した。四回以降は3イニング連続で失点。4-4の六回に、長岡に勝ち越し2ランを許すなどした。

 発熱とコンディション不良のため、秋山がベンチを外れた。菊池涼もコンディション不良でスタメンではなかった。打線は四回、4番に座った松山の犠飛などで3得点。七回には上本、代打・大盛の連打から好機をつくり、相手のミスに乗じて2点を奪った。

 試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

 -大瀬良は球に強さもあったように見えたが、要所を抑えられず。

 「打たれた球は投げミスだと思うし、真ん中に入って打たれているので、もうひと粘り、慎重さと、ここの球場は(本塁打が)出やすいので」

 -五回に追いつかれて、六回も大瀬良を送り込んだ。

 「いろんな選択肢があったんですが、当然(大瀬良に)打順も回れば変えるし、(回らなかったので)もう1イニングと考えて。結果的にあそこ(六回)で打たれたので、継投もしないといけなくて、結果を見ると早めに代えなければいけなかった。私がミスをした」

 -打線もあと1点までは粘ったが。

 「粘りは出たと思うので。切り替えて、1戦1戦勝つと、そういう気持ちでやるしかない」

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