広島・河田監督代行 松山サヨナラ打に「ここで決めてくれって感じだった」
「広島1-0中日」(17日、マツダスタジアム)
広島は延長十一回に松山のサヨナラ打で勝利。2試合連続の完封勝利で3位に浮上した。
広島・河田雄祐監督代行は「(九里)アレンがね、いつも四球が絡むが制球が良かった。変わり身を見せてくれた。投手コーチと話をして勝ちをつけたかったらから、130球までいった。あと栗林、ターリーの良い投球もあったが(韮沢、矢野と)二遊間の2人の良い守備があった。打てない時、高橋君はあれだけフォークボールを落とされると難しいよね。アレンが辛抱して投げてくれたというところかな」と振り返った。
勝負を決めた代打・松山については「今年は率も率(・194)。これから頑張ってくれなきゃ割に合わないでしょ。ナイスバッティングだったでしょ。ここで決めてくれって感じだった。2死からよく打ってくれた」
七回無死一塁で秋山の場面、2ボールから矢野が二盗を試みるもリクエストで判定が覆りアウトになった。「作戦失敗だよ」。ここは反省しきりだった。
1日以来のAクラスに浮上した。「0・5ゲーム差はあれだから。どれだけ辛抱できるか。明日は(野村)ユウスケと中継ぎがどれだけ頑張ってくれるか。きょうは矢野と韮沢がよく頑張ってくれた。1つ悪送球になったけどキク(菊池涼)以上のことはできないけど本当に頑張ってくれた」。若い二遊間を褒めていた。



