広島・佐々岡監督 好投床田に「対自分でなく対バッターに考えながら投げられている」

ナインを出迎え勝利のタッチを交わす佐々岡監督(88)=撮影・立川洋一郎
DeNA打線を相手に力投する先発・床田(撮影・立川洋一郎)
9回、最後を締めくくり会沢(右)と握手を交わす栗林(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-1DeNA」(13日、マツダスタジアム)

 広島が接戦を制し、3位に再浮上した。

 先発した床田は初回、佐野に先制ソロを浴びたものの、二回以降は尻上がりに調子を上げ粘りの投球。八回には150キロを計測した。8回7安打1失点で自己最多を更新する8勝目を手にした。

 打線は0-1の二回に野間の適時打で同点とすると、四回に坂倉の左犠飛で勝ち越し。2-1の六回には長野の適時打や会沢の右犠飛で加点した。

 試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

 -今日の試合について。

 「まずは床田が本当に粘り強く投げ抜いてくれたなと。本調子でないように見えましたけど、それでも試合をつくってくれた。初回にホームランを打たれましたけど、その後は勝ちにつながる投球だった」

 -走者を背負ってから強い。

 「そういう自信というところからきているところもあるだろうし、今年は本当に落ち着いて、マウンド上で投げ切れている。対自分ではなく、対バッターに、いろいろ考えながら投げられている」

 -攻撃では相手のミスに乗じて得点。

 「そうですね。四球絡み、エラー絡みでつながって1点1点という。うちらしいと言えばうちらしい点の取り方だったと思う」

 -秋山は本拠地無安打。

 「きのう4三振しましたけど、話をしても前向きに取り組めていますし、まだまだ5試合目ということで全く心配していません。その中でもよく声をかけながら練習し、チームに溶け込んでいますし、全く心配していないです」

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