広島・佐々岡監督 対ヤクルト9連敗に「選手も悔しいと思っていると思う」
「広島2-4ヤクルト」(30日、マツダスタジアム)
広島は今季11度目の延長戦となったが、延長十二回に失策から丸山に決勝打を許し、延長戦は4勝4敗3分けとなった。
佐々岡真司監督は延長十回、十二回とミスから失点したことについて「必死でやっている。どうにかしようという思いがあったと思う。そういうものが前面に出て、ミスになってしまったのかもしれない」と選手を責めることはなかった。
対ヤクルトは9連敗(1993年シーズン終わりに9連敗。その翌年開幕は勝っておりシーズンを挟んだ連敗も含めて9が最長)。
「先発が頑張って試合をつくった中で、あと1本、あと1点というところで。こういう展開になってもなかなか勝ちきれないということで、選手も悔しいと思っていると思う」
過去2試合で3発を食らった村上に対しては2つの敬遠はあったものの4三振と封じた。
「そうですね。今日は村上君に打たせないという面は出たと思いますけどね」
試合前には29日に先発したばかりの遠藤がコロナ陽性反応で自宅待機となった。
「遠藤のところは誰を入れるかというのはファームに聞いてからになる。1週間あるけれど、痛いのは痛いですけど、コロナというのは対策している中でも誰がなるか分からない。そこはカバーするしかないと思います」
この日、入団会見を開いた秋山は練習にも参加。首脳陣と話し合い、7月2日からは2軍に合流の予定となった。
「秋山と話をして今日、明日。明後日から試合の準備をしたいと。明日までの練習の中で明後日どういう形で入れるかというのは本人に任せている。3日以降出ていないということなのでね。実戦感覚を早く早く、といって、故障してもいけないので、それはしっかり調整した中で本人がゴーサイン出せばというところです」
厳しい戦いが続く中、秋山の合流が待ち遠しい。