広島・正随 1軍生き残る「とにかく結果」 西川、長野と争い

 広島の正随優弥外野手(25)が17日、今季最後まで1軍で生き残ることを誓った。9日に再昇格し、15日の中日戦では決勝3ランを放った。シーズンは残り33試合。「結果を出し続ければ落ちることはない。とにかく結果を求めたい」と力を込めた。

 このチャンスを逃すわけにはいかない。5月には新型コロナウイルスの陽性判定を受け離脱を余儀なくされたことがあった。「悔しかった」。それでも2軍でフォームを見直し、下半身主導の打撃を追求した。ウエスタンでリーグ2位の11本塁打。中日戦の一発も、その成果だった。

 2試合連続3番で出場した。「まず左(投手との対戦)で見てみようということで。良かったけど、西川も状態が良いので当然、流動的になる」と佐々岡監督。右の外野手は長野も控える。限られた機会。継続して安打を放ち続けなければならない。

 この日の打撃練習では、鋭いスイングで快音を響かせた。「調子は悪くないです」。今季1号も自信に変えて打席に立っている。

 シーズンを前に掲げた目標は2軍戦を合わせて15本塁打だった。「最低でも3本は打てるようにやっていきたい」と意気込む。期待の長距離砲。勝利を呼び込む放物線を描く先に、1軍フィニッシュが待っている。

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