広島・玉村「力勝負できた」1回無失点、7球すべて直球 フレッシュ球宴
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「フレッシュオールスター、全ウエスタン1-3全イースタン」(15日、坊っちゃんスタジアム)
広島の玉村昇悟投手(20)が四回に登板し、7球全て直球勝負で1回を無失点に抑えた。初めての球宴出場に左腕は「楽しめたかなと思います」と充実した表情を浮かべた。
「いい打者というのは知っている。力勝負はこういう時しかできないので、できて良かった」と同学年のDeNA・森を空振り三振に斬ると日本ハム・万波を投ゴロ。西武・渡部には左前打を浴びたが、続くヤクルト・元山の打席で二盗した渡部をチームメートの石原が正確な送球で刺してアウトにした。
人見知りなところもあり、他球団の選手が集まる雰囲気には「苦手でした」と苦笑いを浮かべたが、同級生の阪神・西純や及川と談笑するなどして祭典を楽しんだ。
前半戦はプロ初勝利を飾るなどシーズン途中から先発ローテの一角を担い、2勝3敗、防御率3・26の成績を残した高卒2年目は「失敗も収穫もあった。体作りを含めて、まだまだ成長していけるようにしたい」と意気込みを語った。