広島クロン誓った!森下を援護射撃 18日に復帰即V打、2戦連続ヒーローの座を狙う
広島のケビン・クロン内野手(28)が19日、2試合連続でヒーローになる意欲を示した。1軍復帰戦となった前日18日の中日戦(バンテリン)では、決勝打を含む2安打3打点と活躍。20日のヤクルト3連戦初戦(マツダ)に先発する森下に対して、勝負強い打撃での援護射撃を誓った。
3連戦の初戦を白星で飾ることができれば、チームに上昇気流が生まれる。20日のヤクルト戦に先発する森下への過去3試合の援護点は計3点。クロンは「勝ちたい、勝ち続けたいよ。打点を挙げることを目指してやりたい」と力を込めた。
日本野球へ適応してきた。上半身のコンディション不良から復帰し、急きょ1軍に昇格した18日の中日戦で放った決勝打は、低めのスライダーを捉えた。以前は手を焼いてい低めの変化球。懐まで引きつけられるようになったことで、拾うことができた。
「シーズンの最初はチームに貢献したい気持ちが強すぎて、体が前に行ったり、動きが急になりすぎていた。今はゆっくりと自分のタイミングで打てている」
状態が上向きな助っ人に首脳陣の期待は大きい。打順について朝山打撃コーチは「今のウチの打線は6、7番あたりが一番いいとことで回ってくる」と、上位打線が作った好機での勝負強い打撃を求めた。
「毎回そう。チームに貢献したい気持ちが強いね」。クロンは前を見据えて言葉を紡いだ。マツダスタジアムでのお立ち台には、初本塁打を放った3月31日の阪神戦で上がった。2試合連続でヒーローとなり、チームに笑顔の花を咲かせる。