広島・クロンが決勝弾 石原慶幸氏「これが彼に求められている打撃」失投見逃さずひと振りで仕留める

 6回、左越えに勝ち越しの1号ソロを放つクロン(撮影・飯室逸平)
 6回、勝ち越しソロを放ちサムアップポーズを見せるクロン(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-2阪神」(31日、マツダスタジアム)

 広島の新外国人クロンの来日1号が決勝弾となった。デイリースポーツ評論家の石原慶幸氏(41)は失投を見逃さなかったこの打撃を今後もできるかどうかが活躍のカギを握っていると話した。

  ◇  ◇

 クロンに待望のホームランが出た。阪神・加治屋の真ん中に甘く入った失投を見逃さずにひと振りで仕留めた。まさにこれが彼に求められている打撃だ。

 ここまで高めの直球と低めの変化球を織り交ぜた配球で攻められ、なかなか結果を出せずにいるが、クロンに限らず、いい攻められ方をされれば、どんな打者であっても打つ確率は下がるもの。

 ただ、投げミスというのは必ずある。その球をこの日のように見逃さず、いかにとらえられるかが、クロンが活躍できるかどうかのカギを握っている。来日1年目で初対戦の投手ばかり。すぐに対応するのは難しい部分もあると思うが、日本の投手に慣れてくれば必ず結果は出るはず。消極的にならず、どんどんバットを振っていってもらいたい。

 床田は昨季、力を発揮しきれなかった中での今季初先発。投球からも打席からも今季にかける思いが伝わってきた。それが四回の同点打となり、勝ち星にもつながった。この日の投球自体はまだ本人も納得できるものではなかったと思うが、結果がすべてでもある。好調な阪神打線を抑えられたことを自信にしてもらいたい。

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