広島ドラ1栗林 “プロボディー”仕上げ誓う 本拠地見参で決意新た
広島の新人7選手(育成含む)が16日、施設見学でマツダスタジアムを訪れた。ドラフト1位・栗林良吏投手(24)=トヨタ自動車=はマウンドの感触を確かめるなどした。本拠地での初勝利を思い描き、ウエートトレーニングで“プロボディー”に仕上げることを誓った。
初めて足を踏み入れた本拠地マツダスタジアム。栗林はマウンドに立ち、シャドーピッチングを行った。「他の球場とは雰囲気が違う。ドキドキとワクワクを人がいない中でも味わえた。素晴らしい球場だなと感じた」と目を輝かせ、本拠地でのプロ初勝利へ思いをはせた。
投手にとってマウンドの感触は大切な要素となる。「もっと硬いのかなと思っていた。本当の公式戦とは違うマウンドですが、軟らかいという印象」。硬いマウンドの方が好きだというが「どちらでもいけると思う」と問題はない様子だ。
初勝利へ向け、まずは「プロ野球選手の体にしたい」と“プロボディー”に仕上げて臨む覚悟を示した。社会人時代には週に3、4回の頻度でウエートを行っていたといい、今後は筋肉系の知識を学びながら「体も大きくなっていけたら」とさらなる筋力強化を図っていく。
社会人出身で同期では年齢が一番上。「最年長なのでコミュニケーションは取らなきゃいけない。輪に溶け込めるように若づくりしていきたい」と率先してリーダーシップも発揮していく構えだ。
「自分が勝つ姿、投げて抑える姿をファンの方は望んでいる。まずは結果を出したい」と気持ちを新たにしたドラ1右腕。プロボディーで本拠地初勝利をつかみ取る。





