広島・大瀬良 北別府さんに挑む 3日・阪神戦で開幕から3戦連続完投星狙う

 雨天中止になり室内練習場へ向かう(右から)大瀬良、長野、九里、スコットらカープナイン
2枚

 広島の大瀬良大地投手(29)が30日、開幕から3試合連続完投勝利に意欲を示した。6月19日の開幕戦から2試合連続で完投勝利の好調なエース。実現すれば球団では1984年の北別府学氏以来となる。次回登板は3日の阪神戦(マツダ)。本拠地開幕戦で偉業に挑み、チームを勝利に導く。

 勝利の瞬間は、マウンドで見届ける。それがエースの責務だと大瀬良は認識している。「やっぱり先発した試合は最後まで投げたい思いは強い」。開幕から3戦連続完投勝利となれば、球団では84年・北別府学氏以来。「なかなかできることではないと思いますけど、マウンドに上がるからにはそこを目指して、何よりチームが勝つことを意識して腕を振りたい」と意気込んだ。

 前回登板した6月26日の中日戦では9回8安打、132球の熱投で開幕から2戦続けて1人で投げ抜いた。「去年、完投した次の登板があまり良くなかった」という反省を踏まえ、中6日の調整期間では回復を優先させている。

 その言葉通り、この日は神宮球場の室内でブルペン入りし「バランスと感覚を確かめるような感じ」で腕を振った。「いい結果が続いている。落とす時、上げる時のメリハリをつけてやるようにしています」。綿密な準備を施し、登板に備えていく。

 次回は「やっと本拠地で試合ができる喜びがある」と実感を込めるマツダスタジアムでの登板。「本拠地で僕たちの姿を見て(球場に)足を運びたいなと思ってもらいたい」。完投での“虎退治”で中継ぎ陣とファンを、笑顔にさせる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス