野村2軍再調整へ 自己最短1回KO「自分に悔しい」

1回日本ハム無死二、三塁、日本ハム・王柏融に2点適時打を浴び、打球の行方を見つめる広島・野村祐輔(中央・右は日本ハム・中田翔)=札幌ドーム(撮影・出月俊成)
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 「交流戦、日本ハム5-4広島」(札幌ドーム)

 広島の野村祐輔投手が、プロ8年目で自己最短となる1回6安打5失点でKOされた。試合後、2軍での再調整が決まった。

 1-0の初回。立ち上がりにいきなりつかまり2連打を浴びると、近藤に四球を与え無死満塁とした。中田に左翼線への2点適時二塁打を浴びると王、中島卓にも適時打を許した。

 初回だけで球数は49球に到達。ベンチは続投を断念した。野村は「しっかり打たれたという感じ。チームに対して申し訳ない。自分に悔しい」と話して視線を落とした。

 札幌、仙台と続くビジター6連戦の初戦。佐々岡投手コーチは「週の初めだったから粘ってほしかったけど限界だと思った。コントロール、キレ、低めに行っても打ち返されるということは、球に強さがないということ」と振り返った。

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